避難訓練を行いました!!
今日は今年度初めての避難訓練がありました。
乳児組ではかなりの大きなベルの音にビックリして泣き出してしまう子も
いましたが、それも大切な経験です。
幼児組はベルが鳴ったとたん机の下へすぐに身をかくし、移動する際も
落ち着いて静かに階段を降り公園に避難できました。
さすがは幼児組さん、とってもかっこよかったです
さいわい保育園では月に一度、必ず地震や火災を想定した避難訓練を行っています。
子どもたちや職員も日ごろの訓練を大切にしています
社会福祉法人 永寿荘
さいわい保育園
東京都板橋区幸町45番4号
~東京都認可保育所~
tel. 03-3972-5861
ameblo.jp/saiwai-eiju
今年度に入り、朝のルーティンとしてサーキットあそびを始めました。
鉄棒やかけっこで楽しく体を燃やして心身を目覚めさせ、その後の一斉活動(クラス活動)へスムーズに展開していくことがネライです。
ついでに、運動能力安全能力の基礎が少しでも身につけば尚よし、です。
ここでの大人同士の申し合わせはおよそ3つ
◎「指導」しないこと。そもそも「できたできない」を論ずる場ではなく、むしろできたつもりになるくらいでちょうどいい。
◎「待つ」プロセスを極力省くこと。渋滞が起きそうなステーションにはすぐに変更したり、ステーションの数を増やしたりします。
勿論、順番待ちができることは大切なことです。しかしそれは理性的な活動なので、この時間にはそぐわないとしています。
◎とにかく楽しい雰囲気を作ること。プラスの掛け声を畳みかけ、大人も笑顔で元気よく同化します。
体育指導の専門家の先生方からすれば諸々ご意見を頂戴しそうですが、難しいことではなく「今のこの子たちに合った形」であることを大切に、
まずは4・5歳児から、ゆっくりと導入しています。
昨日、一つの変化に気づきました。
ある男の子が、笑顔で鉄棒を握りながら私の目を覗き込んでいるのです。
その目は明らかに、先生見て!、と訴えています。
すかさず 「〇〇くん、いいよ!」と笑顔で叫びました。
その子は鉄棒が苦手であり、以前は鉄棒の時間になると自然と涙が出てきたりしたこともあった子です。
実はその時も完全にできていたわけではありませんでしたが、そんなことは全く関係ありません。
いい感じと思えていること、次はもっと頑張ろうと思えることが大切なのです。
サーキットあそびの中で、鉄棒を力を込めて握ることに「心地よさ」を感じてくれたのでは、と思います。
幼児期の体験はすべて、「心地よさ」がベースであるべきと考えています。
できないことができるようになることの心地よさ
自分の身の回りのことを自分でできることの心地よさ
ひとに迷惑をかけたら、素直に謝ることの心地よさ
仲間はずれにするよりも、仲間に入れてあげることの心地よさ
そんな心地良さをたくさん体験させてあげたい。
その心地よさが、意欲や自尊心をかき立て、それが生きる力につながるものと信じています。