2月2日は、節分への導入。

2月3日が、本番でした。

目的への無理のない持っていき方に

いつも頭が下がり、とても勉強になって

います。

本来、豆まきに用いる大豆は必ず炒り豆でなくては

いけないそうです。これは、拾い忘れた大豆から芽が

出てしまうと縁起悪いため。さらに、福豆は神様の力が

宿るように、豆まきをするまで神棚にお供えしておきます。

神棚のかわりに、タンスなど目線よりも高いところに

白い紙を敷いてお供えしても構いません。

いよいよ豆まき。

鬼は真夜中にやってくるので、夜のほうが効果的です。

また、一家の幸せを願う行事なので、本来豆まきは

家長の役目です。また、厄年の人、年男や年女がいる

場合には、その厄祓いの意味でも適任です。

窓を開けて「鬼は外！」と外へ向かってまき、

鬼が戻らないようすぐに窓を閉めてから、「福は内！」と

室内にまきます。奥の部屋から順番に

最後は玄関までまいて、家中の鬼を追い出します。
胸のあたりで枡を持ち、そこからまくような感じで

下手投げをすると、豊作祈願の豆まきに通じ

心に潜む鬼も祓えます。

豆まきがすんだら、１年間無事にすごせるよう願いながら、

自分の年齢よりも１つ多く豆を食べます。

福豆を食べることで邪気を祓い、病に勝つ力もついて

福を呼ぶとされています。

さいわい保育園には、年長さん達のかっこいい

鬼や素敵な鬼がまず小さいクラスにやってきました。

それだけで終わらないのがさいわい保育園です。

このような大人にとっても怖い鬼がやってきました。

勿論、本泣きする子どもも多い中、先生方も

恐怖心が湧いたのではないでしょうか。

でも、その後優しい「福の神」がやってきて

子ども達に幸せを持ってきてくれました。

今は、なかなか住宅事情もあり豆まきが出来ない

ご家庭もあるのではないでしょうか。

この二日間の節分行事できっと地域の邪気も

祓われたような気がします。

皆様がずっと幸せでありますように。

さいわい保育園

　東京都板橋区認可保育所

　東京都板橋区幸町45番地内　　

　　現・区立さいわい保育園の民営化に伴い、

　　平成24年4月より、社会福祉法人永寿荘が運営を引き継ぎます